■道志の森キャンプ場■ ・・・1日目
◇CAMP場総評◇
広大な敷地に自然をそのままにしたフリーサイトのキャンプ場。川畔、林間、砂地、高台など様々なロケーションを自由に選んで設営が出来るのでGOODです。ただ予約の必要がなくチェックインが早朝でも可なのでサイトの選択は早い者勝ちです。混雑期には通常のオートキャンプ場のつもりでお昼ころにのんびり行くとサイトを探すので一苦労です。連休や夏休みなどの混雑期を除けば、全然問題はないでしょうけど、、、。
勝手な評価 ★★★★
入場料 1人(3歳以上):700円
車 :1,000円
〒418-0108
山梨県南都留郡道志村10701
問合せ:0554-52-2440
********************************************************
親父が亡くなって早4ヶ月半、、、。
憔悴しきったバーサンを抱え、
今年はキャンプをはじめ、いろいろなところへ泊り込みで出かけるのは自粛モードだなぁ~
、、、なんて考えていたのです、、、。
5月の
GWにもキャンプ計画を立てたのだが、
せっかくわざわざ千葉から叔母さんが来てくれて、
さあ、行こう!と言う矢先に体調が急降下、、、。
とても叔母さん一人に任せてキャンプへ、、、なんてわけにもいかず断念、、、。
この先どうなるものやら、、、と悩んでいたいたのですが、
次第にと言うか、まあ徐々にですが、、、通い始めたお医者さんの治療が効いてきたのか、、、
6月へ入ってバーサンは元気を取り戻してまいりました。
もしかしたら、行けるかも知れない、、、、
新たな
スケベ心が芽生えたオイラですが、
先走ってキャンプ場の予約なんかをしてしまうと予期せぬ何かが生まれてまたまた断念、、、
なんてことにもなりかねない。
とりあえず、、、バーサンも連れて家族全員で行けるようにと夏休みの海水浴計画を先に立て、
ここは昨年のようにキャンプってわけには行かないので、、、
南房総の海辺のホテルを予約。(8月初旬決行予定?)
あとは様子を見計らって、
1泊2日のキャンプを決行することになったのです。
キャンプ場は予約の必要がなく、チェックインが早朝でも可能であり、比較的近場のところ、、、。
そうなると
『道志の森』、『青野原』、『新戸』あたりか、、、。
で、決まったのがGWに行こうとして行けなかったリベンジをこめて
『道志の森キャンプ場』。
よく考えてみると、、、
ウチの子供たちにとって生まれて初めて行ったキャンプより数えて今回がちょうど
30回目。
(ちなみにオイラとカミサンは通算で37回目)
オーーーーーッシ!
記念すべき
30回目はキャンプ銀座とも呼ばれているキャンプの聖地・道志村の中心、、、
行くドーーーーーーッ!!!
いつものように積込スタート
今回は1泊しか出来ないのでなるべく1日を長ーーーく過ごすためには早く到着しなければなりません。
しか~し、さすがに5~6時の早朝出発はイヤ!
(遅くとも4時には起きなくてはならないでチョ、、、)
そこで、、、とりあえず自宅出発を7時に設定、、、。
前日に食材・酒類の買出しを済ませ当日の朝を迎えます。
で、、、結局のところ出発したのは8時。
相変わらずです、、、。
相変わらず、、、と言えば、『忘れ物』も我が家御自慢の相変わらず、、、。
ポンプは?エアーマットは?ダッチオーブンは?、、、、他には、、、、???
よぉ~~~~~し!!!バッチリ!!!
キャンプ場内へ到着したのは午前9時半頃、、、。
細い道を森の中へ進入していきます、、、。
おっ、いるいる、、、テントが見えてきたぞ~~~!!!
ほんとだぁ~~~!
ん?、、、、、、、、、、、、 多いな?
ゲゲゲ、、、、テントだらけだ、、、、。
午前9時半、、、と言うのもこういうフリーサイト系のキャンプ場では遅いのかもしれないが、
それでも前日の金曜日は平日でしかも雨が降っていたので、
午前中の早い時間ならまばらな状態を想像してきたオイラは愕然、、、。
ま、まずいぞ、、、、こうなると奥のプールの近くなんか空いてるかなぁ~~~???
、、、って、空いてるわけない!!!
丘を登ってみると、、、プールの廻りはテントがビッシリ、、、。
びえ~~~~~~~!!!
どうしよう????
道が狭いので、やたらと走り回るわけにも行かず、、、(キャンプ場内だから危険だもんね、、、)
あんまり奥へ行っちゃうと、トイレとか水場とか、、、不便になっちゃうし、、、。
仕方がないので車から降りて歩いて探索、、、(ほとんど涙目)。
そして、、、、、、、なんとか見つけました。
何とかGETしたサイトを上から、、、
通路の角なんですが、水場もトイレもまずまずの距離。
水場はプールへ向かって坂を上ったところにある蛇口だけのものと、小さな流し台がついているところ、、、
坂の上の蛇口だけの水場 バンガローの横の小さな流し台付の水場
トイレ
近くのトイレは2つあって両方とも洋式水洗でキレイでした。
通路と言うか?やっぱりサイトと言うか?
先は行き止まりで小さな滝があるなかなか粋な場所です。
すでに2組の家族キャンパーが奥のほうに設営してあったので入口付近へ、
車の通行が出来るだけのスペースを空け、
横長に陣取りました。
日差しの強くならないうちにと、テントとターフを張り
朝食にとコンビニへ立ち寄って購入してきたオニギリを食べ始めるころには暑い暑い、、、。
ここでこんなに暑いということは下界はどんな状態になってるんだろう、、、?
子供たちはさっそく水着に着替えてプールへ出動です。
ほ~~~らこんな感じ、、、池です 水深は50~60センチくらいか?
寒い、、、、とチュン君 でもボートに乗れば元気100倍
でっかいです!
もうそれはプールと言うより池ですな、、、。
しかし、、、底はモルタルで固められているのでプールか、、、?
水は思ったよりはキレイです。
ただ、、、、、水温が、、、。
ものすごーーーーく冷たい!!!
川の水を引き込んでいるので冷たいのなんのって、、、。
ボートに乗って遊んでいる子供はいいが、
水に全身を使っている子供はすぐに唇が紫色になっていきます。
楽しいけど、寒い、、、。(チュン君 談)
それでも30分くらいは遊んだでしょうか?
たまらず、サイトに戻って来て
焚き火がしたい~~~~!!!
このクソ暑い中で焚き火ですよ、、、。
いかに冷たいか、、、、そりゃあ川でビールが冷やせるんですから、、、当たり前か。
プール周りのテント群
焚き火となると薪が必要。
そこでチェックイン手続もかねて管理棟へ薪を購入しに行きました。
ココのキャンプ場のチェックインはサイトが決定してから管理棟へ行って自己申告をして料金を払うシステム。
当然、巡回にも来るんですが、巡回時にその場で支払う料金は1人プラス100円。
管理棟に行ったほうがお得です。
もらった領収書を車のフロント付近においておけばいいというわけ、、、。
薪を2束買って戻ってきたら、チュン君が走って出迎えてくれました、、、嬉しそうに。
コイツは本当に焚き火好きだな、、、、。
管理棟方面から戻りながら望む我がサイト
焚き火ををしたりビールを飲んだり、、、ダラダラと過ごし、
気がつくと時刻はお昼過ぎ、、、。
昼食メニューは
『蕎麦』。
しかも時間があるので自分たちで打ってしまおうと言うもの、、、。
と、なると張り切るのが子供たち、、、特に娘のミータンです。
大きなボールにそば粉と小麦粉を適当な分量で調合し(目分量で投入しただけ、、、)、
少しずつ水を加えて練っていきました(きわめていい加減な『蕎麦打ち』です)。
早くしないと乾いてくるぞぉ~~~~!!!
オイラの心配なんぞは何のその、、、、
いたってマイペースに、粘土と勘違いするようなペースでことは進みます。
何とか形になり始め、テーブルに打ち粉を打ってのし棒で延ばすのですが、
オイラが「早くしないと、、、」などと嗾けると気丈な娘は気にいらないと見え、
一旦延ばした蕎麦をまたまた丸めてやり直す始末、、、。
O~~~H!!!NO~~~~~~!!!(、、、やっちまったぜ)
あ~だぁ~、こ~だ~ともめていると、
焚き火に夢中になっていた息子のチュン坊までやって来て、
チュンペーもやるぅ~~~~~~!!!
もうこーーーなったらやったれーーーー!!!
切るのも全~~~部、やったれーーーー!!!
茹でるのだけはオイラがやり、、、、やがて完成!
麺と言うか、何と言うか、、、「そばがき」、、、
いや、、、、「白い枝豆」
まいう~~だゾ!!!
ん~~~~、確かに、、、、、味は悪くない!
食事が済んで一休みしたところで、子供たちは再びプールへ、、、。
オイラはカメラをぶら下げて場内探索、、、。
バンガロー&野外食堂前の広場 コチラは管理棟
管理棟前の野外食堂 歩行者用の橋
管理棟裏手のトイレ バンガロー群
オイラが散歩から帰ってくると、子供たちはまたしても
「寒い、、、寒い、、、」と戻っていました。
「プールはもういい、、、」と着替えをしておやつTIME。
スイカです。
その後、4人で管理棟下の川へと繰り出しました。
勿論、オイラとママはビール持参、、、(あれ?途中で持ちにいったんだけ???)。
清流の中に足を突っ込んで呑む
ビールは格別です。
うまい!!!
やがて2人は見えなくなるまで上っていきました
しばらく川で遊んでいたら突然、子供たちが
あ~~~~~~~!!!
見ると2人とも
サンダルを流されてしまい、慌てて追いかけています。
しかし、流れが速くて追いつけません、、、、。
あ~~~~~~~!!!
行っちゃったぁ~~~!!!
命のビールをママに託し、オイラが立ち上がりました。
バーーーーカ!!!
何やってんだよ~~~!
滑りそうになりながらも渓流を下っていき、
石に引っかかっている
サンダルを発見!
1つ、2つ、、、とGETしていったのですが、
最後にチュン君の片方がどうしても見つかりません、、、。
きっと、、、ず~~~っと下のほうへ流れて行っちゃったんだよ~。
もうダメだな、、、、あきらめよう、、、。
え~~~~~、
上流へ戻りながら、それでも、、、と思い、
辺りに注意を払いながら進んでいくと、、、大きな岩の陰にプカプカと浮くものが、
あったぁ~~~!!!
よかったねぇ~~~~~~。
これで一安心、、、、またまたビールをグビグビ、、、、。
川のほとりのサイト、ココもいい感じ 橋を下から
けっこう長い時間、ここで佇んでいました。
先ほどのハプニングも何のその、、、、子供たちも
御機嫌です。
水にはまるミータン
流木を拾って何やら嬉しそうな二人
川からサイトへ戻る頃は午後5時近くになっていました。
この日、このキャンプ場はボーイスカウトの各隊をはじめ様々な団体が多く宿泊しており、
場内数ヶ所もある野外食堂(BBQ場)はすべて人であふれかえっていました。
そこでチョット時間は早いですがあの大人数で混雑する前にシャワーを浴びてしまおう、、、
と言うことになったのです。
これは大正解でした。
まずはオイラと子供の3人で行き、その後ママと交代、、、。
コインシャワーはまだ新しく、、、4分間で200円。
サッパリしたところで夕食の準備です。
まずはユニセラ用にチャコスタミニで炭熾しから
今夜のメニューは
土用の丑の日も近いことだし、
ダッチオーブンを使っての
『ウナギの櫃まぶし』。
それから
ユニセラTGを使って
焼き物三昧シリーズ、、、。
今回は
『鮎の塩焼き』、『焼きハマグリ』、『牛ホルモン焼き』、、、。
お米を研いでウナギのタレとダシ汁をダッチオーブンに投入して炊き込んでいる間に、
テーブルの上で鮎を焼きます。
当然!この時点でビールは全開です。
イエ~~~~~~~い!!!
鮎が焼けたら、、、お次はウナギの皮側を炙ってパリパリにして、
ざく切りしたあと、、、
炊けたご飯に投入してマゼマゼ、、、ニッコリ
出来たドーーーーーー!!!
まいう~~~~~!!!
そして、、、
さらに、、、
やわらか『牛ホルモン』、、、ムフッ
お酒が進みます、、、、。
子供たちは焚き火コーナーへ移動して
『焼きマシュマロ』をご堪能、、、(もういたれりつくせり)。
お腹が満たされてきたところで、
賞金争奪!
「UNO大会」開催。
美しき夜は更けて行きました、、、、、。