超穴場的スキー場発見!

chunmue2

2007年01月03日 23:28

 

◇信州松本・野麦峠スキー場◇

長野県中部に位置する知名度の低い中規模なスキー場。書店に並ぶ各種ゲレンデガイドには殆んど掲載されていないので(掲載されても名前と所在地くらい)、知る人ぞ知るまさに超穴場的なゲレンデです。知名度が低いからと言って馬鹿には出来ません。最高地点が標高2,130mと志賀高原並みで、ボトムが1,400mなので標高差が730m。さらに最長滑走距離が4,000mもあるので、爽快なダウンヒルが楽しめる泣けるほど嬉しいスキー場なのです。スキー場のリーフレットのキャッチフレーズが『天空の楽園』とあるように、最高部からの360度のパノラマはまさに絶景、、、。それに、何といっても嬉しいのが、リフトの待ち時間が殆んどなく、日曜・休日のピーク時でも5分も並ばないとのこと、、、。リフト待ちのストレスを感じることなく、変化にとんだ中斜面の連続のロング滑走に中・上級者の方は快感間違いなしです。
 但し、超初級者の方は最下部の方しか滑るエリアがないので、ちょっと厳しいかな、、、?

●斜面構成 上級30%・中級40%・初級30%
●コース 12コース リフト5本
●最大斜度 31度
●最長滑走距離 4,000m

〒384-0703  長野県松本市奈川1173-13
      TEL 0263-79-2246

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我が家の2007年の初滑り、
その候補地として選んだのは『信州松本・野麦峠スキー場』
昔から名前だけは知っていたのですが、
この方面のスキー場と言うとどうしても『乗鞍高原温泉スキー場』が目に付いてしまい、
松本I.Cを下りて国道158号を走りながらも、
点々と現れる『野麦・・・』の看板には脇目もふれずに、
心は「乳白色」の温泉を目指して真っしぐらだったのです(スキーじゃないのかい?)。
ところがです、、、
昨シーズンに訪れた『ふじてんスノーリゾート』での狂気に満ちた大混雑ぶりにつくづく嫌気をさし、
リベンジとして行った『八千穂高原スキー場』でのリフト待ちの殆んどない状況にいたく感激。
「八千穂も良かったけど、連続して同じところも芸がない、、、」
とばかりに空いていそうなスキー場を探索、、、。
そこで急浮上してきたのがこの『野麦峠スキー場』なのです。
昔、会社の先輩が訪れた際、「良かったよ~~~」と言っていたのを思い出し、
書店でガイドブックを調べてみたのですが殆んど載っていません。
そこでインターネットで検索して調べてみると、
次々と飛び込んでくる絶賛の嵐のようなレポートの数々。

「これぞ、知る人ぞ知る穴場中の穴場のスキー場」
「ダイアモンドダストの降り注ぐゲレンデ」
「標高2,130mパウダースノー、天空の楽園・・・」
「リフト待ちのストレスが皆無・・・」云々。

もう迷いませんでしたね、即刻、家族一同に
「1月3日は野麦だゾ~~~~!!!」
と言い放ち、当日を迎えるのでした。

午前7時、自宅を出発した我が家は中央高速を松本へ向かって飛ばします。
松本I.Cを下り国道158号を上高地方面に向かって走って行き、
奈川渡ダムのトンネル内での分岐を左側に直進します。
ここで殆んどの車は右側の乗鞍高原温泉方面に曲がってしまうので(かつての我が家もそうだった、、、)、
道中は俄然淋しくなってきます。
分岐点より約16km走ったところでスキー場が見えてきました。
駐車場は6つのエリアがあり、すべて無料。
下のほうから第1.第2となっていて、
スキーセンターに一番近いのが第3駐車場。
ただ、第2、第3は一番広いので遅く着いてしまうと歩く距離が長くなってしまいます。
我々が着いたのが午前9時半頃、
第3駐車場は半分くらい埋まっていたので、
そのまま上に登っていき第5駐車場の入口付近に停めることにしました。
WEB上で誰かが書いていましたが、
『トレーニングバーン』の途中で駐車場方面へ板をはいたまま滑り降りれる道があり、
運が良ければの条件付きでお勧め情報をGETしていたからなのでした。
駐車場で持参したオニギリで朝食をとり、
身支度を整えていざ出陣!
『トレーニングバーン』の途中から板を着けてスキーセンターまで滑走です。
これは楽チンだぁ~~~~~。
ここで改めてリフト券を購入し、
4人乗り高速クワッドの「スカイライナー」へ、、、。
噂どおり空いています、、、、だって4人乗りなのに乗っているのはだいたい1~2人なんですから、、、。
当然、並んでもいません。
我々もチュンペーとパパ、ミータンとママの組合せで2組に分かれてゆったりと乗りました。
「スカイライナー」を下りたところで最初は左折してまずは『パノラマゲレンデ』に向かいます。
この『パノラマゲレンデ』から『立て水の坂』へと続くコースはどちらかと言うと中・上級者コース。
平均斜度で20~25度もあるので、いきなりはちょっとキツかったかな?
チュンペーでも2~3回は転んでました。
ミータンはと言うと、まだ体が思い出せないのか?
すぐにドテッ、ズズズーーーーーーーー!!
しかし、景色は素晴らしかったです、評判どおりまさに絶景!!!
何とか時間をかけながら下まで下りてきて再びリフトへ、、。
今度はリフトを乗り継いで山頂へ向かいます。
リフトから下りて左へ行けば上級の『エキスパートコース』
右へ行けば『ラビットコース』から初級の『樹氷コース』、
中・上級の『チャンピオンコース』『峰の原ゲレンデ』等へと繋がります。
我々はミータンの足慣らしに『樹氷コース』を選びました。
綺麗な樹氷の中を進む林間コースで気持ちいいのなんのって、、、。

しばらくは4人一緒に滑っていたのですが、
ミータンの調子がまだ本戻りじゃないので、
次第にチュンペーのフラストレーションが溜まってきます。
ちょっと滑っては「チュン君、待って~~~~!!!」
また、ちょっと滑っては「チュンペー!待ってろ~~~~~~~!!!」
イライラしてきたのか、
そのうち「パパと先に行ってもいい??」とママに訴えかけてきたので、
2組に分かれることにしました。
さっそく山頂からノンストップで4,000mの大滑走に挑戦!
比較的速いスピードで中級バーンを滑りながら後ろを振り向くと、
必殺ボーゲン小僧はしっかりとついて来るではないか?
「やるじゃないか、、、、フフフ」と思いながらも膝はガクガク、、、。
ここで転んでは面目が立たないので必死で膝を堪えるパパなのでした。

何回か滑ったところで昼食タイム。
午後は組合せを代えママとチュン君、パパとミータンのラブラブコンビになって滑りました。
ミータンも次第に調子を取り戻し、
中・上級者の『チャンピオンコース』も難なくこなすようになりました。
チュンペーとママは後で聞いた所によると、
『パノラマ~立て水の坂』の2,000m強にも及ぶ名物コースを午後だけで8本も滑って、
パパたち以上にヘロヘロだったそうです。

この『野麦峠スキー場』はいい!!!!!
まさに穴場中の穴場
我が家のホームグラウンドにしたい!!!

絶対、また来るぞ~~~~~~~~~~~!!!

 


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