2007年06月10日
夢と希望あふれる子供たちの街
◇キッザニア東京◇
子供たちの、子供たちによる、子供たちの国。
子供たちが好きなお仕事にチャレンジし、楽しみながら社会の仕組みなどを学ぶことが出来る日本初のテーマパークです。
消防士、警察官、ガソリンスタンド、TV局、病院、ハンバーガー店、ピザショップなど約70種類のお仕事があり、自分の好きなお仕事を選んで体験することで“キッゾ”と呼ばれる独自の通貨のお給料がもらえます。その“キッゾ”でお買い物をしたり、サービスを受けたり、銀行へ預けたり、、、。
大人の世界と同じような社会体験が出来ちゃいます。
●営業時間:〔1部〕10:00~15:00
〔2部〕16:00~21:00
完全入替え制となります。
●入場料金:幼 児(2歳~3歳) 1,500円
こども(4歳~15歳) 3,000円
大 人(16歳~) 2,000円
〒135-0061
東京都江東区豊洲2-4-9 アーバンドック ららぽーと豊洲3F
TEL:03-3536-8410
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昨年10月にオープンした『キッザニア東京』。
オープン前からネット上あちらこちらで話題に上がっていたので、
子供たちに、
「今度、面白いテーマパークが出来るらしいよぉ~~~」
「え?何、何、、、」
「子供の国になっていて病院で看護婦さんになったり、工場で自分たちでお菓子を作ったり、歯医者さんとか、おまわりさんとか、大人のようないろ~~~~~んなお仕事が出来るらしいんだよ、、、」
「え~~~~~~~~~っ???」
「行きたい~~~~~!!!!!」
「よ~~~~し!行こうなぁ~~!!!」
かねてより「ごっこ遊び」の好きな娘のミータンは目を輝かせ、
ノー天気でゲーム好きの息子のチュンペーまでもがコーフン気味に盛り上がっていました。
と、ところが、、、、地方在住のためネット予約にすべてを賭けていたのですが、
半年先まで土日は満杯で×マーク、、、。
気がついたときにHPを眺めてはマメにチェックしているのだが、
まったくダメなのだ、、、。
「春休みにでも行ってみよう!」とママも盛り上がっているのですが、
「ダメダメダメ、、、、春休みはおろか4月いっぱいまで土日はいっぱいだよ、、、」
「オープンしたばっかりだから、落ち着くまで我慢だね~~~~」
そうして年が明けた頃、
何気に予約カレンダーを覗いてみると、6月の日曜日に2~3の○マークが、、、(土曜日は全部×)
「お~~~~~~!!!やったぁ~~!!!」
と即座に予約(思い立ったらオイラの場合、即実行なのよ~~~ん)。
しかし、、、、2部なのよ、、、、、終了が夜の9時、、、。
「え~~~~~~???」
「無理に決まってるじゃん、、、次の日に学校があるんだよ~~~~~」
ところが、このキッザニアのWEB予約は日にちの変更不可、おまけにキャンセルも不可。
さらに転売も譲渡もダメとなっている、、、。
(最近になって日程の変更のみ1回に限り可能となったみたいだけれど、、、)
リポビタン・ジュニアを子供に飲ませて、
気合を入れて行くしかない!!!
、、、ってなことで本日、無事決行となりました。
朝、7時半に自宅を出発!
中央道のサービスエリアで朝食をとり、
箱崎経由で豊洲にたどり着いた時にはちょうど10時でした。(順調、順調)
4Fのパーキングに車を停め、いざ突入!
エレベーターから3Fに降りてみると長蛇の列が目の前に飛び込んできました。
ウヘーーーーーーーっ!!!すごい行列だぁ~~~!!!
第1部の入場客が200m以上、、、つづら折になっている箇所が2つほどあるので300m以上か?
とは言え、オイラたちは第2部、、、、ノンビリとショッピングに繰り出しました。
まずはオイラが“ポイントカード”の作成に走ります。
事前情報によると“ポイントカード”で駐車場が1時間無料、
3,000円以上の買い物で3時間無料、
キッザニアの入場で4時間が無料、、、、、最大8時間の駐車料金が無料になると言うわけ。
オイラたちの場合は当然これ以上の駐車時間になってしまうが、
それはもう仕方がない、、、、、お支払いたしましょう!
最初のうちは4人で仲良く買い物をしていましたが、やがて男女にグループは別れ、
オイラと息子のチュン君は東急ハンズでウロウロ、、、。
ママと娘のミータンは「ららぽーと」内をウキウキ、、、。
やがてランチタイムに合流してエネルギーを注入(当然、ビール)
1時半頃になって“キッザニア”へ偵察に行って見ると、、、。
「ややややや、、、、かなり並んでるゾぉ~~~~」
慌ててオイラと子供たちが並ぶことにしました。(ママはもうしばらく放牧することに、、、)
入場が始まったのはそれから2時間後、、、午後3時半。
入口エントランス
オイラたちがまず最初に向かったのは『TV局』。
1時間に1回の体験プログラムなので最初を逃すと2回目以降の待ち時間が長くなるから、、、。
ミニチュアですが本格的なセットの中でチームワークを合せて「ニュース番組」を制作します。
役割分担は以下の通り
メインキャスター 2名
お天気キャスター 2名
リポーター 2名
インタビュアー 2名
カメラマン 2名
ディレクター 1名
音声 1名 ※人数はその都度変わるみたいです。
一応、希望はチュンペーが“リポーター”、ミータンが“メインキャスター”だったのだが、
希望通りに行くはずがなく、、、、平等に「クジ引き」で決まります。
まずは保護者たちがスタジオ内の観客席に通され、ここで番組中にインタビューを受ける2名を選出。
「誰かインタビューに答えていただける方はいませんか~?」
とスタッフの方が聞くと、何とうちのママが、
「はい!」
と真っ先に手を上げちゃいました。(オーーーーーーーー!!!)
残りの1人は別のお父さんが引き受けてくれ、いよいよ子供たちがスタジオ内へ、、、。
ここでクジ引きによる役割分担が発表されました。
ミータンが“リポーター”、チュン君が何と“インタビュアー”。
お~~~!チュン君がママにインタビューかぁ~???
と思ったのですが、もう一人の女の子がママに、チュン君は別のお父さんへインタビューとなりました。
各チームで打ち合わせを行い、本番さながらのリハーサル。(みんな緊張しています)
続いて本番、、、。
素晴らしかったです、、、、、、拍手、拍手。(約50分の体験学習でした)
ここから後はチュンペーとミータンは別々の体験学習に向かいました。
とりあえずオイラはチュンペーに付添い、ママはミータンへ、、、。
チュンペーとオイラが向かったのは『消防署』。
何と待ち時間が「1時間10分」とな?
「どうする~~???」と2人で他のパビリオンを眺めて廻ったのだが、どこもみんな「1時間」待ち、、、。
「チュンペー、待ってみる!」と頼もしい返事が返ってきたのでチュン君をそこへ残し、
オイラはママとミータンの様子を見に行くことにしました。
ミータンとママは『歯科医院』に並んでいました。
こちらは「45分」待ちとのこと、、、。
「どうやらこっちの方が先だな、、、」
我が家の撮影隊はオイラがビデオ、ママがデジカメ担当になっていたので、
『歯科医院』前に待機しながら、周りの様子を伺うことにしました。
ここキッザニアの中では子どもたちは大人として扱われ、スタッフは、「仕事の少し先輩」という立場で接し、子どもたちに対して丁寧語や敬語を使って仕事を教えてくれるのだそうです。
街の中の設定は夜で、子どもなら家に帰らなくてはならない時間なのに、大人だから働いていると言う感覚、、、。服装も本格派で、実際の制服に近いデザインの制服をパビリオンごとに貸し出し、大人になりきってもらうと言うわけ、、、。
『カーライフサポートセンター』 『ピザショップ』
キッザニアの建国記念日制定
を祝い建てられた中央広場のモニュメント
とにかく子供中心なので、本物の大人たちはヒマそうにブラブラしていてあんまり居場所がありません。殆んどの大人はオイラたちのようにカメラを抱えて撮影に奔走していると言った様子。
要するにオイラたちと同じみんな「親バカ」です。
そんなこんな、、、観察しているうちにいよいよミータンの出番でーーーす。
ここが『歯科医院』 義歯治療中のミータン
大人は中に入れないので、どんな講習を受けているかわからず、、、、。
どうやら患者さんは大人の男性の人形のようです。
何にも聞こえないから、、、、さっぱり。
外に小さいスピーカーを付けていただきたいですね、、、。
ミータンが終わったところで、チュンペーの状況を見るために『消防署』へ、、、。
ここが『消防署』
まだ、待合室にいました、、、。
しばらくしてママがミータンを次のパビリオンへ送り届けてやってきました。
ミータンは『病院』へ行ったもよう、、、待ち時間はやっぱり「1時間」らしいです。
そうこうしているうちにやっとチュン君の出番です。
訓練室に入って消防署の仕事の講義、そして掛け声の練習、準備運動、、、。
そのうち無線連絡で「火災発生」の情報が、、、。
(ここ『消防署』はガラス張りじゃないので中の声が良く聞けます)
いよいよ出動です。
防火服を着用します 消防車へ乗り込みました
カッチョイイー!!!
先ほどいた『TV局』の隣が火災現場。
到着するやいなや1番リーダーを基準に横に整列し号令!1.2.3・・・
(ちなみに1番リーダーがチュンペー)
そしてそれぞれが固定式ホースを手に「放水開始!!!」
火はニセモノですが、水と煙は本物です。
みごと消火を果たし、消防署へ帰還です、、、。
帰還途中の消防車から1番リーダーのチュン君のアナウンスがこだまします。
「消防車が通ります!道をあけてください!!!消防車が、、、」
この仕事は一番目立つな、、、、、、ヨカッタ、ヨカッタ(安堵)。
無事、任務を終了したチュン君の次の仕事は当初の予定だと『警察署』。
が、“体験する仕事”が続いたので、今度は“作る仕事”をして見たくなったらしく、
「今度は『お菓子工場』へ行きたい!!!」
となり、急遽『お菓子工場』へ、、、。
ここは「50分」待ちでした。
そこで今度はミータンの並ぶ『病院』へ、、、、。(ほんと休んでいられない!!!)
『病院』の仕事は大きく4つに分かれています。
内視鏡手術 (内視鏡を使っての胆嚢摘出手術)
開腹手術
新生児室 (看護師になって赤ちゃんのお世話)
緊急医療 (救命救急士になって救急車で出動)
で、ミータンが選んだのは「新生児室」。
日頃より“ごっこ遊び”でポポちゃんやリラックマたちを相手に磨いてきた赤ちゃんのお世話の腕前を見せる時がやってまいりました。
本物と同じくらいの2kgの赤ちゃん人形を使って、正しい抱き方、沐浴、着せ替え等を体験します。
ここも部屋の中なので親は窓越しでの撮影となっていて声は聞こえません、、、ガックリ。
一方、『お菓子工場』のチュンペー君はどうなっていたかと言うと、、、。
スポンサーが「森永製菓」のパビリオンなので「ハイチュウ」を作っていました。
ここも中へ入れないので窓越しに撮影、、、。
で、できたのがこれ
市販のものとは形の違うオリジナルの「ハイチュウ・グレープ味」です。
箱の裏側にはチュンペーの名前が印刷されています。
さてさて、ミータンのお次は念願の『幼稚園』の先生。
ここが『幼稚園』
ここでの園児は2~6歳の一般の子供さんなのですが、あいにくこの時には1人だけ、、、。
それでも一生懸命に後を追いかけてお世話をしてあげていました。
『お菓子工場』を出たチュンペー君。
次は予定通り、『警察署』へ向かったのですが、時はもうすでに8時を回っており“受付終了”、、。
じゃあ、別のお仕事へと辺りを探索したのですが、みーーーんな“受付終了”の札が下がっていてダメです。
「うわ~~~~、どうしよう~~~~???」
どこもかしこも終了してしまっていたので、
「しかたがないから、あきらめよう?、、、また来よう??」
と説得。
「うん、、、、じゃあ、ミータンのとこへ行ってみる、、、、、」
と、トボトボ階段を上がって2階へとやってまいりました。
するとミータンを撮影していたママが、
「そこがまだやってるよ、、、、」と幼稚園の隣のパビリオンを指差します。
『印刷工房』
パソコンを使ってのグラフィックデザイナーの仕事でした。
「うん、やってみる!」
6人定員のところ5人並んでいたので滑り込みセーーーーーフ!
無事、就職が決まりました。
日頃より自宅のパソコンをいじくり回しているので、マウス操作はお手のもの、、、。
「エコプロジェクト」をテーマにしたポスターを作成していました。
ヘトヘトになった5時間でした。
忙しくて、忙しくて、、、、、。
途中で大人のみ一時外出が出来るので2Fにある喫煙室に行って一服しようと思っていたのに全然行けなかった、、、。
子供たちは大喜びで、
「次に来た時は、○○○をしたいね~~~~」などと盛り上がっておりました。
確かに、すごく面白かったけど、、、、、、疲れたぁ~~~。
で、高速道路を飛ばして自宅へ着いたのが11時半でした。
今回初体験の『キッザニア』
チュンペー ミータン
TV局 (インタビュア) TV局 (リポーター)
消防署 歯科医院
お菓子工場 病院 (新生児室)
印刷工房 幼稚園