2005年11月18日
初体験のキャンピング・パオ


■PICA富士西湖■ ・・・1日目
兼ねてより一度は利用してみたいと思っていた「PICA」グループの『キャンピング・パオ』。
モンゴルのパオを基に設計された、アメリカ製の「ヤーツ」という建物で、
オンシーズンやハイシーズンなどはとても手が出ないが、
レギュラーシーズンなら金額も何とか射程圏内、、、。
しかし、レギュラーシーズンとなると比較的寒い時期がほとんどなのですが、
「PICA」のホームページなどを見ると、
「断熱材も入っていて、室内はヘタな小屋より数段快適です」とあるじゃないですか。
そうなれば得意の「ヨッシャ~~~!!!」となるわけで、
何事も早め早め、、、と、
9月の中旬に密かにネットで『PICA富士西湖』に予約を入れるパパでした。
(この時点では家族は何も知りません、、、ムフフ)
コーフンしながら「PICA」グループお馴染みの「ハッピーフライデー」を適用し、
2サイトをGET!
夏に「朝霧ジャンボリーオートキャンプ場」で初めて御一緒した友人のSamさん一家が、
「秋頃にぜひまた行きましょう!」と言っていたので声をかけ、
2組での「初パオ・キャンプ」となりました。
(ただ、 Samさん一家はどうしても仕事の都合がつかず、土曜日の朝からの参戦。)
「ハッピーフライデー」となれば金曜日にチェックインできるわけですが、
金曜日は当然、小学校は休みじゃないのでチュンペーたちの下校を待っての出発です。
(パパは午後から有休、ママは早退、仕事関係の方々ごめんなさい、、、)
万全の準備で、、、と言いたかったのですが、やっぱりドタバタし、
家を出たのは午後5時半をまわったあたりでした。
(1回出発した後、忘れ物に気づき戻ったりしてたので、、、ポリポリ)
国道358号線を南下し精進湖を経由して何故か西湖を通り過ぎ、車は鳴沢村へと入ります。
実を言うと11月の中旬の西湖となるともうかなり寒くなっており、
焚き火用の薪がいつも以上に必要になるわけで、
昨年の春キャンプで大変お世話になった鳴沢村の木材工場へ薪を注文していたのでした。
1束:150円なのですが、取りに伺うといつも大量のオマケをいただいて、、、。
(本当に優しいお兄さんです、、、、感謝、感謝)
今回もわずか1000円の予算で車に積みきれないほどのオマケをいただいてしまいました。
渡辺さん、本当にありがとうございました。


結局、「PICA富士西湖」へチェックインしたのは、
午後7時近くになってしまったので大急ぎでセッティングをして夕食の準備をしなければなりません。
今回、我々の指定されたサイトは林間のS-6・7。
独立してパオが2棟建っている場所でした。(これは非常にラッキー!)
炊事棟及びトイレにも割りと近く、
さらにお風呂棟にも近く(後に語るが実は夜でわからなかった、、、)
とにかくベストポジションです。
真っ先にパオの中に入り暖房を点け、
車のヘッドライトを点けっぱなしにして作業をしました。
1日目の夕食メニューはDOを使って『ビーフシチュー』。
あらかじめ家で材料を切って来たので動きはスピーディー???
お腹の空いてきたチュンペーとミータンに
「まだ~~~~~???」と急かされながら
8時近くになってやっと完成!
「やったぁ~~~~~~~~~~~!!!」
ものすごい勢いで食べだしたチュンペーに
「スゲ~~~~~~!!!」とコーフンするパパとママでした。
今回のキャンプには寒さ対策として購入した新兵器が登場!
コールマンの『遠赤ヒーターアタッチメント』なんですが、
ワンバーナー(スポーツスターⅡ508)にパコッと被せると遠赤ヒーターとして活躍します。
家庭用ストーブに使用されている特殊鋼材を利用したヒーターアタッチメントなので、
小さくても効果抜群。
テーブルの下に置いて、テーブルにクロスを掛ければコタツのように使えます。
とにかく1日目の夜は私らだけで、しかも廻りも宿泊客が少なく静かだったので、
雰囲気的にも寒く感じられ焚き火だけでは今一不安、、、。
購入は大正解でした。
食事が終わった頃には当然、9時近くになっていたので、
子供たちの就寝前にお風呂に入ってしまおうと思い4人で出かけました。
パパがみんなを先導して風呂場棟へ行ったのですが、
場内図をろくに見ていなかったのと、
パパの勝手な思い込みでだいぶ遠回りをして到着しました。
(朝、起きて位置を見てビックリ、目と鼻の先ではないですか、、、)
帰りも先に出たチュンペーとパパは一度道に迷い、
車道近くまで来て「おかしい、、、?」と引き返したくらい、、。
「きっとママたちだったらとんでもない方向に行ってしまうのでは、、、」と思い、
パオの中にチュンペーをほおりこんでから迎えに行く始末でした。
お風呂に入って温まった子供たちはパオの中でしばらく遊んでから眠ってしまったので、
パパとママは七輪で『イワシの明太子焼き』を焼きながら細々と酒宴を続けたのでした。
その後、ママはいつの間にかパオの中に入って眠ってしまい(倒れているように見えたが、、、)、
外に一人残ったパパは足を滑らせデッキから転落し、
思わず仰向けになった姿でしばらく夜空を眺めてため息をつくのでした。
綺麗な月が「バーカ!」とあざ笑っていました。
酔っ払いってイヤねぇ~~~~~~。

Posted by chunmue2 at 23:59│Comments(0)
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