2005年09月23日
ネット上で絶賛されているキャンプ場へ

■とやの沢オートキャンプ場■ ・・・1日目
◇CAMP場総評◇
キャンプ銀座と呼ばれる道志村の中で人気No.1なのがこの『とやのさわオートキャンプ場』。家族で経営されていて、とてもアットホームな感じのキャンプ場です。山の斜面を切り開いて造成されているわけですが、段々になっているため各サイトのプライベート感も保たれたり、大きさによって車2台用、3台用とグループキャンプにも適したレイアウトになっています。管理棟のすぐ横には300㎡ほどの広場があり、ブランコなどの遊具の他に卓球台やバスケットゴール、それにネット付のバトミントンコートなどもあります。無料のヒノキ風呂の存在も二重丸ですね。それと何と言っても渓流に面していること。綺麗な水と森のハーモニーが最高のキャンプ場です。
勝手な評価 ★★★★★
オートキャンプ1台…¥1,000
テントスペース…¥1,000
入場料 大人…¥900
子供…¥700
問合せ:0554-52-1610(現地)
0554-52-2729(自宅)
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兼ねてからネット上で絶賛されている『とやのさわオートキャンプ場』。
一度は行ってみたいと思ってはいたのですが、
なかなかタイミングも合わず1~2度予約の電話を入れたこともありますが、
「すみませ~ん、あいにくいっぱいで、、、」
と言う御返事をいただくばかりでした。
今回はひょんなことからこの計画が復活し、
めでたく初来場となった次第です。
パチパチ、、、、、、。
と、ところがですよ、
一週間前までは青空が広がって残暑厳しい日々が続いていたのに、
9月の第4週に入ったとたんに曇り又は雨の天気。
「また雨か、、、、、勘弁してくれよ~~~」
と毎日、自宅のバルコニーでタバコを吸いながら夜空に嘆願する日々が続いたのでした。
そうして当日、
にわかに晴れた空の下
「頼むよ~、このままで行ってくれよ~」
と呟きながらキャンプ道具を車に詰め込み出発。
いつものように御坂峠を登り河口湖を通過し、
国道139号線に出たところであたりはだんだん暗くなり、パラパラっと雨が、、、。
「あっ、降ってきた!」とママ。
「おいおいおいおい、、、、」とパパ。
「お~~~カイオーガ、ゲットした!!」とチュンペー。
(ポケモンのDXモンスターボールで遊んでいました)
「また、ウンチしちゃったの~、流すから待ってて、、、」とミータン。
(たまごっちで遊んでました)
しかし、幸いなことに雨は局地的らしく山中湖付近では止んでおり、
一行は1年ぶりの道志村へと突き進むのでした。
『とやのさわオートキャンプ場』は昨年に訪れた『オートキャンプ長又』の上部に位置しています。
したがって国道413号からの進入口は同じ。
「懐かしいね~」と言いながら車は山を登って行きます。
『オートキャンプ長又』を右手に見ながらしばらく登っていくと管理棟が見えてきました。
「お世話になりまーーーーす」
早速受付を済ますと管理人のオバサンが「子供何人いるの~?」と聞いて
『蒸かし芋』と『アイスキャンディー』をくれました。
ネット上で数々のレポートに書かれていた『おもてなし』は健在でした。
さらにラッキーなことに指定された24番サイトは車2台用で通常より広めのサイト。
しかもすぐ横を渓流が流れていて抜群の環境ではありませんか、、、。
雨も完全に上がっており、ウキウキ気分でテントとタープを設営し、
のんびりとビールの栓を開けるパパとママでした。



管理棟前の通路、正面1番奥が今回の24番サイト 我らのサイトに一番近かった炊事場


同じく一番近かったトイレ。常に清掃されキレイです。 ヒノキ風呂(超軟水温泉)
男女それぞれ和式2、洋式1
サイトが川に面しているとなれば黙っちゃいられないのがチュンペーとミータン。
水が冷たかろうが寒かろうが関係ありません。
「ちょっと行ってきていい?」と聞くないなや長靴に履き替えて川へと繰り出しました。
雨降りを想定して長靴を持ってきたわけですが、
ママと「持ってきて良かったね~~」などと話してサイトから2人を眺めているのもつかの間、
ミータンの長靴の中に水が、、、、、、、、。
「あ~~~あ、もうやっちゃった」
「こーなったら、せっかくのキャンプだ!風邪ひかない程度に遊んで来ーーーい!!」
となりしばらく渓流下りに燃えるチュン君とミータンでした。

水から上がってくれば冷えた体を温めなければなりません。
ちょっと時間は早いけれど焚き火の準備に掛かりました。
焚き火となればコーフンしてくるのがチュンペー君。
火バサミを持っていじくりまわすので最初のうちはすぐ消えてしまいます。
たくさん燃やせばいいのですが、ホームセンターで2袋用意してきた薪だって量的に限界がある。
と言うことで恒例の『焚き木拾い大作戦』が始まりました。

幸いなことにサイトの川を挟んで反対側は林になっているので流木がたくさんあり、
パパを先頭に林の中を探索です。
またしても「冒険だぁ~~~」とハッスルし始めた2人はたくさんの流木を集めて、
パパがノコギリで切ります。
あっと言う間に一山の薪が集まりました。
しかし、湿っているので火付きは悪いですけどね、、、。
薪集めがひと段落したところで管理棟の横にある広場へ行ってみました。
卓球をする人、バスケットをする人、バトミントンをする人、サッカーをする人、
様々な親子が遊んでました。
これらの遊具はすべて管理棟にあり自由に使って良いとのこと。
ちょうど卓球台が空いたのでチュンペーと遊んでいると一人の男の子がやってきて、
「僕にもやらせて~~~~」
断るのもかわいそうなのでチュンペーに
「代わってあげな、、、」
と言ってしばらく相手をしてあげていると今度は、
「オジサンの貸して~~~」
どうやら俺のラケットを渡せと言っているらしい、、、。
「何?、、、はいよ」
と渡すと
「お兄ちゃんが来たから、お兄ちゃんとやるから、、、、」だって!
何なんだ?お前は??????
呆然としてその場に立ち尽くすパパとチュンペーでした。
楽しい親子の憩いのひと時に水を刺されたのですが相手は幼稚園児(6歳だって)、
怒るのもなんなので家から持ってきたボールとバットでトスバッティングをして遊びました。


管理棟のすぐ横にある広場、道具類やボールは管理棟で貸してくれます。


ストラックアウトまでありました。 広場の隅にあった炊事場。1~3番サイト用。
夕方が近づいてきたのでそろそろ夕食の準備です。
ここで、、、お待たせいたしました我が家恒例のハプニング発生!!!
鼻歌交じりにツーバーナーの蓋を開け、
燃料タンクにホワイトガソリンを注入し、
ルンル、ルン、、、とポンピングを行い、
さぁ~っとタンクをセットしてみると何かおかしい、、、、、。
「ゲ~~~~~~~ッ!!網がない!!!!!!!!!」
そうなのだ、鍋とかヤカンだとか乗せる格子のパイプと言ったらいいのか、
うう~~~ん、ゴトクか?
そう、ゴトクがない!
とにかくバーナーがむき出し状態なのだ。
「どこ行っちゃったんだろ~~~???」
と辺りを探してもない。
7月の『朝霧キャンプ』以来開けてないので、もしかしたら置いて来てしまったらしいのだ。
ドッヒャ~~~~~~~~~~っ!!!!!!なのだ。
とりあえず予備の炭火用の焼き網があったのでそれを縦に乗せて万事を乗り切ることにしました。
しかし、火をつけてみると見る見るうちに焼き網は真っ赤になってしまい、
恐ろしくて長時間は使いたくない状態。
ワンバーナーもあったので併用して戦闘態勢をとることにしたのでした。
気を取り直して給水タンクに水を入れようと炊事場へ行き、
帰って来て設置すると蛇口から水がポタポタ、、、。
いくら蛇口を閉めてもポタポタポタ、、、。
「ゲ~~~~~~~~~~ッ!!割れてる~~~~!!!」
今度は給水タンクの蛇口のコック部分が割れていました。
仕方がないのでタンクを寝かせておき、使うときだけ起こすと言うことに、、、。
「まいったな~~~~」
このタンクとも付き合うこと9年、、、。
我が家のキャンプ黎明期より大活躍をしてきた代物で、
自宅での断水時にもそっと手を差し伸べて助けてくれた戦友なのだ。
いよいよ別れの時が来たのかな~?
クックックッ、、、、、、、、(涙)


1日目の夕食はDOで『チキンポトフ』、それに『野菜とキノコのパスタ』です。
今回のキャンプには料理長のママの強力サポートとしてミータンが加わりました。
野菜を洗ったり、しゃべったり大ハッスルです。
さすがに1年生になると違いますね、ママは大感謝してました。
で、チュンペーはと言うと
相変わらずの焚き火担当に躍起になっていました。
しかし、あんまりいじくりまわすのでたちまち炎が消えてしまいます。
そのうちパパに「さわるな!!」と怒られながらも頑張っていました。
食事の仕込がだいたい済んだところで交代でお風呂に行きました。
ここのお風呂は1時間ごとの男女交代制で、奇数時が女性、偶数時が男性になってます。
6時を廻った辺りでパパとチュンペーとミータンの3人はいそいそと出かけました。
キャンプ場自慢のヒノキ風呂は超軟水温泉(本当に温泉かなぁ、、、、)。
湯上り感がサッパリとしていて湯冷めをしないそうです。
浴槽も思ったよりも大きく(並んで大人6人くらいは入れそう)
洗い場もシャワー付が4ヶ所。
湯加減はチョット熱めでしたが気持ちよかった~~~~!(^^)!


お風呂から上がって夕食をとった後、
チュン君とミータンは昼間の渓流下りで疲れたらしく、
いつもならママの添い寝を要求するところですが、
自らテントの中へと行き、9時前には眠ってしまいました。
(ほんと、楽になってきた、、、)
その後のパパとママの焚き火トークは11時頃まで続いたのでした。

