2006年05月04日
ポンプがない!!!

■富士オートキャンプ場ふもと村■ ・・・1日目
◇CAMP場総評◇
多くのキャンプ場が点在する朝霧高原エリアの最北端に位置する林間のキャンプ場です。
サイトの広さはだいたい10×15mと広めに設定してあるので、ちょっと大きめのテントやタープでも余裕があります。御家族で経営されているのでとてもアットホームな雰囲気。知名度は低いですが管理面、設備面、そしてそのロケーションどれをとってもお勧め間違い無しのキャンプ場です。現に訪れていたキャンパーのほとんどがリピーターと言った感じ、、、。
場内に子供の遊具等はありませんが、キャンプ場そのものが人的加工を最小限に抑え、自然をたっぷりと活かしているので飽きることはないでしょう。
お勧めは場内からスタートできる登山コース(オリエンテーリング)が2つ。往復2時間のAコースと1時間のBコースがあり、これがまた適度に過酷な道のりでかなり面白かったです。
勝手な評価 ★★★★★
オートキャンプ1区画…¥5,000(車1台、5人まで)
2泊目以降・・・・・4000円
〒418-0109
静岡県富士宮市麓174-1
問合せ:0554-52-1220(現地)
****************************************************
長期休暇となった今年のゴールデンウイーク。
4/29から5/7まで最長で9日間となった人もいるでしょうが、
我が家のパパとママはカレンダー通り5/1~2は出勤でした。
そうして迎えた3日からの5連休、、、。
3~4日は『PICA富士吉田』で毎年恒例のママの従兄弟会キャンプ。
今年は初参加する幼児もいることと野宿のベテランが我が家のみと言うことなので
コテージを借りての1泊2日のキャンプとなりました。
詳しくは→『PICA富士吉田』編
「せっかくの長期休暇なので続けて我が家だけでもキャンプに行っちゃおう!」
「ついでに『富士サファリパーク』にも行ってみたい~~~!!!」
と言う話になり、
自称「ネット検索のプロ」であるパパは日々検索活動にハゲんだのです。
しかし、思いついたのが遅かったので名立たるキャンプ場はすでに満杯、
ここ数年、御殿場~裾野付近に陣取っているのと、
裾野方面から『富士サファリパーク』へ向かうのはかなりの渋滞が予測されるので、
反対側の朝霧高原エリアに的を絞り、
その目に止まったのが、
今回お世話になる『富士オートキャンプ場ふもと村』なのでした。
と、ところがです、、、、
自称「ネット検索のプロ」が調べを進めていくうちに判明してきた新たな情報が、、、。
『富士サファリパーク』がGW期間中は開園時間 早朝6:30~???
なぬ~~~~~????
どういうこっちゃい?????
そんなに混むの~~~~~~???????????
でぇ~~~~い!止めだ~~~~~!!!!!
冗談じゃない!そんな思いまでして行くこたぁ~ない!!!
キャンプ場でのんびり暮らそうじゃないですか、、、、
と言う結論になったのでした、ハイ!

『PICA富士吉田』で楽しいひと時を過ごし、
みんなと後ろ髪を引かれる思いで別れた後、
昨日、待ち合わせ場所に使ったスーパーで再び食材の買い足しを全速力で終え、
国道139号線を一路 朝霧高原へ向かって西へ突き進みました。
後ろの座席ではチュンペーたちが、
「あとどのくらい~~~~~???」
などと叫んでいましたが、
チョットだけ渋滞していたので西湖を過ぎ、精進湖を抜け、本栖湖に達した頃には
ママをはじめ3人とも眠ってしまっていました。


富士吉田を出てから1時間半、
ようやく目的地の『富士オートキャンプ場ふもと村』に到着。

みんな寝ているのでパパだけでチェックイン手続きへ、、、。
「すみませでしたぁ~~いろいろバタバタしちゃって、、、」とパパ。
そうなのです、実を言うと初めて予約の電話を入れた時は、
「5/4から1泊2日でお願いしまーーーす。」
などと軽やかに言っていたのですが、
途中で気持ちが盛り上がってきて数日後には、
「やっぱり2泊でお願いしまーーーーーす。」
と追加をお願いし、
出発の1週間ほど前になってまたまた諸事情

「すみませーーーん、やっぱり1泊にして下さい、、、」
などといつものドタバタぶりを発揮していたのです。
「大丈夫ですよ~~~~楽しんでってくださいねぇ~~」
とあたたかいお言葉を管理人の奥さんからもらい、
指定されたのは「33番」サイト。
通路を進んでいって2つ目の角だそうです。
ウッシャ~~~~!!!
眠っているみんなを叩き起こしてゆっくりと場内へ車は進みました。






33番サイトはサイトの周りが笹の垣根で覆われていてプライベート感バッチリの場所でした。
早速、荷物を降ろしてテントの設営準備です。
いよいよ待ちに待ったランドブリーズの登場、、、、
と、行きたいところですがその前に、、、。
新調したテント用にグランドシートを同じくヤフオクでGETしていました。
それが何と一般発売はしていない代物で
「驚異の透湿・防水テントグランドシート」と銘打って出品されていました。
解説によると、
「シートは世界有数の科学メーカー米国某社が開発した(0.5~10ミクロンのポリエチレン)の
極細長繊維に高熱を加えて結合させた透湿・防水シートで、
シート性能は特殊素材(繊維)で作られており
「 防 水 ・ 強 度 ・ 透 湿 」と優れた性能で長寿命化に貢献し、
10年相当の耐久性試験(JIS-A6111に準ずる)を経ても、
水による寸法及び強度変化はほとんど見られず耐水圧はわずか6%しか減少しません」
とあります。
さらに、
「 裏・表があり地面側からは水分等が100%シャットアウト!
内側からは水分を放出し、常に内側はサラサラ状態を保つ

とあるじゃないですか、、、。
半信半疑で入札し、めでたくGET!
今回はその驚くべき性能を発揮していただこうじゃないですか!!!
3m×3mの正方形の真っ白なシートを広げて設営場所を物色。
感触はブルーシートよりも薄く、
パリパリッといった感じ、、、。
その上にテントを広げます。
(大きさはテントに合わせてカット出来ますが、今回はそのまま使用)
ランドブリーズは1週間ほど前に自宅の駐車場で仮設営をしていたので、
手順は割りとスムーズに進みました。
とにかくポールが軽くてしなやか、、、、。
テントとポールのジョイントも色分けされているので簡単なのです。

美しいシルエットが完成されたところでまたしても今回の新兵器が登場。
今まではテントのインナーマットとして普通の銀ロールマットを敷いていたのですが、
近所のスポーツ量販店がオープンセールをやっていた時に思わず購入したのが
コールマンの「エアーマットレス・W」を2枚。
邪道と言われようが、何と言われようが、
快適ならばそれでOK!!
ルンルン気分で開封し、
心ときめかせながらそれを広げ、
「このために・・・」と持参した自転車用の手動式ポンプで空気を入れようとしたパパ。
ところが、、、、
「あら?口が合わない、、、、」
「でぇ~~~~~~~~!!!ダメだぁ~~!!!!」
そうなのです、空気の注入口が2cm近くあるのです。
大変なことになったのだ!
今夜の快適な眠りはどうすればいいんだ????
突如と襲った大失態にパパの頭の中はパニック状態に近く、
「管理棟で専用ポンプをレンタルしているかなぁ~~?」
「富士吉田か富士宮のスポーツ店まで買いに行くか?」
などと対応策に悩みながらも、
急いでターフの設営と機材のセッティングを進めました。
それに昼食もまだだったのでチュン君たちに何かを食べさせなければなりません。
動揺しながらもDOに先ほど買ってきた『トウモロコシ』を皮のまま投入し、
速攻で『蒸しトウモロコシ』を作成。

その後、管理棟に聞きに行きました。
「ないですねぇ~~~~」
予想どうりのお答えにガッカリしながらサイトへ戻るや決断。
「買いに行って来る!!!」
焚き火番のチュンペーにライターの使い方、
着火材の使い方、
薪の投入方法などを伝授し、
「チュン君、頼むぞ!」
と言い残し、パパが車でキャンプ場を後にしたのは午後3時ジャストのことでした。

国道139号は比較的空いていたので富士宮方面へ南下しました。
「とにかくスポーツ量販店か、ホームセンターを探さねば、、、」
全速力で車を走らせたのですが、
やっぱりと言うか、案の定と申しましょうか、
「もちや遊園地」を過ぎてチョット行ったところで渋滞です。
「やべ~なぁ~~~~」
とは言ってみてもどうしようもありません。
ノロノロ運転がしばらく続き、
「まかいの牧場」を過ぎたあたりから多少空き始め、
「上井出IC」付近でまた渋滞。
「北山IC」を過ぎて各種店舗が立ち並ぶエリアに着いた頃はもう4時近くなっていました。
「ホームセンターはどこだ???」
山梨で見慣れた看板は見当たらず、
あとは感に頼るのみ、、、、。
その時です、パパの野生の直感がビビビッと反応しました。
ヤマダ電機の建物の横に何やら怪しげな看板、、、。
反対側だったので通り過ぎながら眺めてみると店頭に各種エクステリア商品が、、、。
「ホームセンターだ!!!」
パパは思わず信号を右折、
大きく迂回しながら突入しました。
屋上駐車場へ誘導されてしまったのでダッシュで階段を駆け下り、
店内をキョロキョロ。
「アウトドア用品コーナーはどこだ?」
「レジャー用品コーナーはどこだ?」
「なかったらどうしよう????」
幾多の不安が脳裏をよぎり心臓はバクバクでした。
そして、、、。
「あった~~~~~!!!!!」
ファンファーレが鳴り、紙吹雪

(バックミュージックは「ロッキー」のファイナルラウンド)
電池式、AC電源式、カープラグ式、手動式とあったのでしばらく悩みましたが、
どこでも使える電池式を選択、
レジ横の乾電池も忘れずにGETし、
店を猛ダッシュで脱出。
歓喜の電話をママに、、、、
「あったよ~~~~!今帰るからね~~~~~!!!」
まるで出稼ぎ夫です。
帰り道もやっぱり渋滞しており、
着いたのは出発から2時間が経過した午後5時でした。

パパが出稼ぎから戻ると、
チュン君は男として家庭を守り、
焚き火の火を絶やさないように必死で奮闘しておりました。
焚き火台の前に座ったその後姿がカッコよかったぁ~~。
早速、ポンプでエアーマットを膨らませます。
さすが見る見るうちにそれは膨らんで行きブヨンブヨンの状態へ、、、。
「これはこれは気持ちいい~~~」
しかし、パパが2時間も外出していたので日も暮れ始め、
あたりは次第に暗くなってきてしまいました。
「これじゃ~何にも出来なくて子供たちがかわいそう~~」
「もう1泊増やすしかないかもね、、、」とママ。
「そうだな~、追加できるか管理棟に聞いてくるか~~?」とパパ。
「ただし、、、、追加は今回の責任をとってパパの自腹ね!!

「ひぇ~~~~~~~!!!」

またまた管理棟に出向き何とか無事1泊追加も決定し、
ランタンに灯りを点しながら夕食の時間となりました。
準備はパパが出稼ぎに行っている間にママがしてくれてあったのです。
夕食メニューは『ポトフ』『牛タンの塩焼き』それに『ニンニク醤油の焼きオニギリ』。



しかし、いろいろな騒動とハプニングと心労とかで4人とも疲れ果てていたため、
その夜は今一盛り上がらず、
9時前には全員テントの中へ、、、。
ブヨンブヨンのベッドが気持ちよく、
枕元に置いたラジオでナイターの「阪神VS巨人」戦を聴きながら、
焼酎のお湯割を呑んでいたパパでしたが、
最後まで聞くことも出来ず、いつの間にか眠ってしまっていたのです。
9時に管理人さんが場内アナウンスで
「閉門時間」と「明日の天気」などの情報を放送していたのは覚えていますが、、。
ZZZZZZZZZzzzzzzzzzz

2006年05月04日
富士北麓の森に別れを告げて・・・

■PICA富士吉田■ ・・・2日目


ランドリーコーナー ゲストハウス入口のドリンク販売コーナー
真ん中の通路を挟んで右がトイレ、左2階がお風呂


新しくて綺麗なトイレの中 林間にある「電源無しキャンプサイト」
翌日も快晴でした。
コーフン状態の子供たちは早くから起きており、
いざ朝食の準備を取り掛かります。
メニューは最近定番になってきた『ホットドック』と
昨夜、勢い余って9合も炊いてしまったご飯をそのままDOで『チャーハン』にし、
残った『鯛のグリル』と合わせて大変ヘビーな朝食となりました。

『森のエリア』
「トレーラーキャビン・M」と「キャンピング・パオ」が点在しています


「キャンピング・パオ」は 「アウトドア・リラックスエリア」
このような木製のデッキで繋がっています。
しかし、1泊2日だとあっという間ですね。
もう撤収の準備をしなければなりません。
少しづつ片付ながら積込みを始めました。
子供たちは愛犬「ショコラ」と場内のドッグランに行ったり、
破れてしまったボールで再び「ドッチボール」もどきを始めたりして遊んでいました。
特にミータンは今回のゲストとして参加したミニチュアダックスの「ショコラ」にゾッコン!
常に横に張り付いて触っていました。
また言い出すんだろうな、、、、「欲しい、、」って。
日程的に長期の休みが取れた今年のゴールデンウイーク。
ここ『PICA富士吉田』での従兄弟会コテージキャンプは今日で終わりですが、
我々家族だけはこの後も引き続き場所を移してテントキャンプをする予定です。
それもこれも念願だったスノーピークの「ランドブリーズ6」をヤフオクでGETしてしまったからで、
当初はこの後、朝霧高原で1泊をする予定でした。
ところが、、、、、新たなハプニングが待ち受けていたのです。
続きは『富士オートキャンプ場ふもと村』編で

